ホームページを長く運営していると、料金表やプラン内容が古くなっていることがあります。
以前の価格がそのまま残っている。
終了したプランが掲載されたままになっている。
税込・税別の表記が古い。
キャンペーン価格が今も使えるように見える。
サービス内容と料金の説明が合っていない。
こうした状態は、見た人に誤解を与える原因になります。
料金表は、ホームページの中でも問い合わせや申し込みに直結しやすい情報です。
そのため、古い料金表を放置すると、問い合わせ時の行き違いや、信頼感の低下につながることがあります。
この記事では、ホームページの古い料金表を見直すときに確認したいポイントをまとめます。
古い料金表が残っていると起きやすい問題
古い料金表が残っていると、見た人はその金額を現在の料金だと思うことがあります。
たとえば、以前の価格でサービスを受けられると思って問い合わせたのに、実際には料金が変わっていた場合、最初の印象が悪くなることがあります。
料金が変わること自体は問題ではありません。
ただし、ホームページ上に古い料金が残っていると、「書いてある金額と違う」と受け取られる可能性があります。
特に注意したいのは、次のような情報です。
- 古い基本料金
- 終了したプラン
- 期間限定のキャンペーン価格
- 税込、税別の古い表記
- 追加費用の説明
- 対応範囲が変わったサービス
- オプション料金
- 古いPDF資料や画像化された料金表
料金表は、ページ本文だけでなく、PDF、画像、過去のお知らせ、ブログ記事、バナーなどにも残っている場合があります。
そのため、料金を見直すときは、1ページだけでなく関連するページ全体を確認することが大切です。
まず現在の料金体系を整理する
ホームページを修正する前に、まず現在の料金体系を整理します。
今、提供しているサービスは何か。
基本料金はいくらか。
追加費用が発生する条件は何か。
見積もりが必要な内容はどれか。
終了したプランはあるか。
新しく追加したプランはあるか。
この整理をせずにページだけ直すと、後から別のページとの矛盾が出ることがあります。
たとえば、サービスページでは新料金になっているのに、料金ページでは旧料金のまま。
トップページのバナーにはキャンペーン価格が残っている。
PDFの料金表だけ古いまま。
このような状態になると、かえって混乱しやすくなります。
まずは現在の料金を一覧にして、ホームページ上のどこに料金情報が載っているかを確認することから始めると安心です。
料金表が載っている場所を洗い出す
古い料金を見直すときは、料金ページだけを確認すればよいとは限りません。
料金情報は、思ったより多くの場所に残っていることがあります。
確認したい場所は次の通りです。
- 料金ページ
- サービスページ
- トップページ
- キャンペーンページ
- お知らせ
- ブログ記事
- PDF資料
- 画像バナー
- よくある質問
- 問い合わせ前の案内文
- 過去の実績紹介
- フッターやサイドバー
特にPDF資料や画像バナーは見落としやすい部分です。
本文を修正しても、古いPDFへのリンクが残っていると、閲覧者は古い料金表を見てしまいます。
また、画像として作られた料金表は、検索や管理画面上で見つけにくいことがあります。
料金を変更したときは、ホームページ内の関連ページを横断的に確認することが大切です。
税込・税別の表記を確認する
料金表では、税込・税別の表記も確認したいポイントです。
古いホームページでは、税別価格のまま掲載されていたり、税込か税別かがはっきり書かれていなかったりすることがあります。
見た人にとって、料金が税込なのか税別なのかは重要です。
たとえば、
- 税込価格なのか
- 税別価格なのか
- 税込価格と税別価格が混在していないか
- 見積もり時に消費税が加算されるのか
- 価格改定後の表記になっているか
こうした点を確認します。
可能であれば、料金表の表記ルールはサイト内で統一した方がよいです。
「税込」と明記するのか。
「税込価格です」とページ内にまとめて書くのか。
個別の料金ごとに税込表記を入れるのか。
表記が統一されていると、見た人も理解しやすくなります。
終了したプランは削除するだけでよいか
終了したプランがある場合、すぐに削除すればよいとは限りません。
今も申し込めるように見える場合は整理が必要です。
ただし、過去のプランが実績や経緯として意味を持つ場合もあります。
たとえば、以前のサービスを発展させて現在のプランになった場合、完全に削除するより、現在のプランへ誘導した方がよいことがあります。
終了したプランの扱い方には、次のような選択肢があります。
- 削除する
- 非公開にする
- 「現在は受付終了」と明記する
- 現在のプランへのリンクを設置する
- 過去のサービスとして記録に残す
- リダイレクトする
大切なのは、閲覧者が「今も申し込める」と誤解しないことです。
サービスとしては終了していても、説明として残す意味がある場合は、現在の受付状況を明確にしたうえで掲載する方法があります。
料金を出すべきか、目安にするべきか
料金表を見直すときには、料金をどこまで出すかも考える必要があります。
すべての料金を明確に出した方がよいサービスもあります。
一方で、内容によって金額が変わるため、目安だけを出した方がよい場合もあります。
たとえば、定型的なサービスなら料金を明記しやすいです。
しかし、内容や規模によって作業量が変わるサービスでは、固定料金だけを出すと誤解を招くことがあります。
その場合は、次のような表記が考えられます。
- 料金の目安を掲載する
- 内容に応じて見積もりと記載する
- 基本料金と追加費用を分けて書く
- 対応範囲を明記する
- 相談後に提案する流れを説明する
料金を出さないことが問題なのではありません。
見た人が「どう進むのか」「どのくらいの規模感なのか」を理解できることが大切です。
料金表とサービス内容が合っているか確認する
料金表だけを直しても、サービス内容の説明が古いままだと矛盾が出ることがあります。
たとえば、料金ページには新しいプランが載っているのに、サービスページでは古い内容を説明している。
料金表では対応範囲が狭くなっているのに、本文では広く対応できるように見える。
追加費用が必要な作業が、基本料金に含まれるように見えている。
こうしたズレは、問い合わせ時の行き違いにつながります。
料金を見直すときは、サービスページの説明も合わせて確認しましょう。
特に確認したいのは、
- 基本料金に含まれる内容
- 別料金になる内容
- 対応できない内容
- 納期や対応時間
- 修正回数
- 契約期間
- 支払い方法
- キャンセル条件
などです。
料金表は、金額だけでなく、サービスの範囲を伝える役割も持っています。
PDFや画像の料金表に注意する
古いホームページでは、料金表をPDFや画像で掲載していることがあります。
PDFや画像自体が悪いわけではありません。
ただし、更新が漏れやすい点には注意が必要です。
本文の料金は直したのに、PDFだけ古いまま。
画像の中に古い価格が残っている。
過去のお知らせから古い料金表PDFにリンクされている。
検索結果から古いPDFに直接アクセスされる。
このようなケースがあります。
PDFや画像で料金表を掲載している場合は、差し替えだけでなく、古いファイルが残っていないかも確認した方が安心です。
古いPDFを削除するのか。
新しいPDFへ差し替えるのか。
現在のページへ誘導するのか。
必要に応じて判断します。
料金改定のお知らせを残す場合
料金を変更した場合、料金改定のお知らせを出すことがあります。
このお知らせは、一定期間は残した方がよい場合があります。
特に既存のお客様への説明や、変更時期を明確にする意味がある場合です。
ただし、古い料金改定のお知らせがいつまでもトップに目立っていると、現在の料金がわかりにくくなることがあります。
料金改定のお知らせを残す場合は、
- 改定日
- 改定後の料金ページへのリンク
- 現在有効な料金への誘導
- 過去のお知らせであること
- 必要に応じた掲載終了
を確認するとよいです。
お知らせとして残すことと、料金ページとして見せることは分けて考えます。
問い合わせ前の不安を減らす表記にする
料金表は、単に金額を載せる場所ではありません。
問い合わせ前の不安を減らす役割もあります。
たとえば、次のような説明があると、相談しやすくなります。
- どこまでが基本料金に含まれるか
- 追加費用が発生する場合
- 見積もりが必要なケース
- 相談だけでも可能か
- 契約前に確認できること
- 支払い方法
- 作業開始までの流れ
料金が明確でも、進め方がわからないと問い合わせしにくいことがあります。
料金表を見直すときは、金額だけでなく、相談から作業までの流れも一緒に整理するとよいです。
よくある質問
古い料金表はすぐ削除した方がいいですか?
現在と違う料金が掲載されている場合は整理が必要です。ただし、過去の料金改定のお知らせとして残す意味がある場合もあります。今も有効な料金と誤解されないように、現在の料金ページへ誘導するなどの対応が大切です。
料金をホームページに出さない方がいい場合もありますか?
内容によって金額が大きく変わるサービスでは、固定料金ではなく目安料金や見積もり制として案内した方がよい場合があります。大切なのは、見た人が相談前に規模感や進め方を理解できることです。
PDFの料金表も見直した方がいいですか?
見直した方がよいです。本文ページを修正しても、古いPDFや画像の料金表が残っていると、古い情報を見られる可能性があります。料金改定時には、PDF、画像、過去のお知らせも確認するのがおすすめです。
まとめ
ホームページの古い料金表は、放置すると問い合わせ時の行き違いや信頼感の低下につながることがあります。
料金ページだけでなく、サービスページ、PDF、画像、過去のお知らせ、トップページのバナーなど、料金情報が残っている場所を確認することが大切です。
古い料金をすべて削除すればよいとは限りません。
現在の料金へ誘導するもの、過去のお知らせとして残すもの、非公開にするもの、差し替えるものに分けて整理します。
ホームページの料金表や古い情報の見直しは、オフィスピコッツ株式会社でご相談いただけます。
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