ホームページ見直し

古いホームページを放置すると起きやすい問題

ホームページは、公開したときが完成ではありません。

公開したあとも、事業内容、料金、営業時間、サービス、実績、スタッフ、問い合わせ方法などは少しずつ変わっていきます。

その変化に合わせてホームページを見直していないと、いつの間にか今の仕事と合わない状態になっていることがあります。

古くなったホームページは、見た目が古いだけではありません。
情報が古いまま残っていたり、更新しにくくなっていたり、問い合わせにつながりにくくなっていたりすることがあります。

場合によっては、WordPressやプラグインの不具合、メールの送受信トラブル、セキュリティ面の不安につながることもあります。

この記事では、古いホームページを放置すると起きやすい問題と、作り替える前に確認しておきたいことをまとめます。

今の事業内容とホームページの内容がずれる

古いホームページでよくあるのが、今の事業内容とページの内容がずれている状態です。

たとえば、次のようなケースです。

以前は行っていたサービスが、今も掲載されている。
料金やプランが古いままになっている。
営業時間や定休日が変わっている。
対応エリアが今と違う。
スタッフ情報や代表あいさつが古い。
昔のキャンペーンが受付中のように見える。

こうした情報は、作った当時は正しくても、時間がたつと古くなります。

ホームページを見た人は、そこに書かれている情報を「今の情報」として受け取ります。
そのため、実際の内容と違う情報が残っていると、問い合わせ時の行き違いや不信感につながることがあります。

古い情報があるだけで、事業そのものが止まっているように見える場合もあります。

問い合わせの機会を逃しやすくなる

ホームページは、見た人が次の行動をするための場所でもあります。

サービス内容を確認する。
料金の目安を見る。
実績を見る。
問い合わせフォームへ進む。
電話やメールで相談する。

ところが、古いホームページでは、この流れがわかりにくくなっていることがあります。

問い合わせボタンが見つけにくい。
スマートフォンでフォームが使いにくい。
どのサービスを選べばよいかわからない。
料金や進め方が見つからない。
古いお知らせが目立っていて、今も対応しているのか不安になる。

こうした状態では、興味を持った人がいても、問い合わせ前に離れてしまう可能性があります。

特にスマートフォンで見たときに、文字が小さい、ボタンが押しにくい、メニューがわかりにくい場合は注意が必要です。

スマートフォンでの見え方を具体的に確認したい場合は、ホームページがスマートフォンで見づらいときに確認することも参考にしてください。

古いホームページを放置すると、知らないうちに相談の入口が弱くなっていることがあります。

信頼感が下がることがある

ホームページは、会社やお店の印象にも関わります。

デザインが少し古いだけなら、大きな問題にならない場合もあります。
しかし、情報が古いまま放置されていると、見た人に不安を与えることがあります。

たとえば、最後のお知らせが数年前で止まっている。
リンク切れがある。
画像が表示されない。
古い料金表が残っている。
スマートフォンで見づらい。
問い合わせフォームが正常に動いているかわからない。

こうした状態を見ると、閲覧者は「今も営業しているのだろうか」「問い合わせても大丈夫だろうか」と感じることがあります。

特に、初めてその会社やお店を知る人にとって、ホームページは信頼を判断する材料のひとつです。

古いままのホームページは、実際の仕事が丁寧であっても、その良さが伝わりにくくなることがあります。

古いお知らせが逆効果になることがある

お知らせは、新しい情報を伝えるための場所です。

しかし、更新が止まっていると、逆に古さが目立つ場所にもなります。

たとえば、トップページに数年前のお知らせが表示されている。
終了したイベントのお知らせがそのまま残っている。
臨時休業のお知らせがいつまでも表示されている。
古いキャンペーンが受付中のように見える。

このような状態は、ホームページ全体の印象に影響します。

お知らせを頻繁に更新できない場合は、表示方法を見直すことも大切です。
トップページに出す件数を減らす、重要なお知らせだけ表示する、古いお知らせを整理するなどの方法があります。

「更新できないならお知らせを置かない」という選択が合う場合もあります。

大切なのは、更新が止まっている印象をできるだけ与えないことです。

WordPressの不具合が起きやすくなる

WordPressで作られたホームページは、長く放置すると不具合が起きることがあります。

WordPress本体、テーマ、プラグイン、PHPなどは、時間とともに更新されます。
そのため、古い状態のまま使い続けると、環境の変化に合わなくなる場合があります。

起きやすい問題には、次のようなものがあります。

管理画面に入れない。
ページが表示されない。
更新したらレイアウトが崩れる。
問い合わせフォームが動かない。
プラグイン更新でエラーが出る。
PHPのバージョン変更に対応できない。
古いテーマが現在のWordPressに合わない。

こうした問題は、ある日突然起きたように見えることがあります。
しかし実際には、古い状態が長く続いていたことが原因になっている場合があります。

長年更新していないWordPressは、いきなり更新するのではなく、まず現在の状態を確認することが大切です。

セキュリティ面の不安が出る

古いWordPressやプラグインを使い続けると、セキュリティ面の不安も出てきます。

使っていないプラグインが残っている。
更新が止まったテーマを使っている。
管理者ユーザーが整理されていない。
パスワードが古いままになっている。
バックアップがない。
SSL化されていない。

こうした状態を放置すると、不正アクセスや改ざんのリスクが高くなることがあります。

もちろん、すべての古いホームページがすぐ危険というわけではありません。
ただ、長く見直していない場合は、最低限の確認をしておいた方が安心です。

特に、問い合わせフォームや顧客情報を扱っている場合は、セキュリティ面の確認も重要です。

メールやフォームのトラブルに気づきにくい

古いホームページでは、問い合わせフォームが正常に動いていないことがあります。

見た目上はフォームが表示されていても、送信メールが届いていない場合があります。
自動返信メールだけ届いて、管理者宛には届いていないこともあります。
迷惑メールに入っている場合もあります。

また、ドメインやサーバーの設定が古いままだと、メールの到達率に影響することもあります。

問い合わせが少ないと思っていたら、実はフォームが正常に機能していなかったというケースもあります。

ホームページを見直すときは、フォームの見た目だけでなく、実際に送信テストを行うことが大切です。

問い合わせフォームの送信確認については、ホームページの問い合わせフォームが届かないときに確認することでも確認ポイントを整理しています。

古いページが検索に影響することもある

古いページが多く残っていると、検索面でも影響が出る場合があります。

内容が古いページ。
今の事業と合わないページ。
重複した内容のページ。
リンク切れがあるページ。
現在提供していないサービスのページ。

こうしたページが多いと、サイト全体の情報が整理されていない印象になることがあります。

一方で、古いページの中にも検索から読まれているものがあります。
そのため、古いからすぐ削除するのではなく、アクセス状況や内容を確認してから判断した方が安全です。

検索から読まれているページは、削除ではなく更新や統合を検討する。
不要なページは非公開やnoindexを検討する。
関連するページへリダイレクトする。

このように、ページごとに扱いを分けることが大切です。

作った人と連絡が取れない場合に困りやすい

古いホームページでは、作った人や制作会社と連絡が取れないこともあります。

知り合いに作ってもらった。
以前の担当者が退職した。
制作会社が廃業している。
契約が終わっていて相談しにくい。
誰が管理しているのかわからない。

こうした状態では、小さな修正や不具合対応が難しくなります。

管理画面に入れるのか。
サーバー契約は誰の名義か。
ドメインはどこで管理しているのか。
メールへの影響はないか。
バックアップはあるのか。

作った人と連絡が取れない場合は、まずこのような基本情報を確認することが大切です。

すぐに作り替えるのではなく、今のホームページがどのような状態で残っているのかを把握するところから始めます。

すぐに全面リニューアルが必要とは限らない

古いホームページを見ると、すぐに全面リニューアルした方がよいように感じるかもしれません。

しかし、実際には部分修正で改善できる場合もあります。

文章を直す。
古いお知らせを整理する。
料金表を更新する。
問い合わせ導線を整える。
スマートフォンで見づらい部分を直す。
不要なページを非公開にする。
フォームの動作を確認する。

このような対応だけでも、見え方や使いやすさが変わることがあります。

もちろん、テーマやシステムが古すぎる場合や、事業内容が大きく変わっている場合は、リニューアルした方がよいこともあります。

大切なのは、最初から作り替えを前提にするのではなく、まず今の状態を確認することです。

残すもの、直すもの、外すものに分ける

古いホームページを見直すときは、ページや情報を次のように分けると整理しやすくなります。

残すもの

今も必要で、信頼材料や問い合わせにつながる情報です。
会社概要、サービス紹介、実績、よくある質問などが該当することがあります。

直すもの

必要ではあるものの、内容が古くなっている情報です。
料金、説明文、写真、営業時間、対応エリア、問い合わせ導線などが該当します。

外すもの

今の事業と合わない情報や、誤解を招く情報です。
終了したキャンペーン、古い料金表、提供していないサービスなどが該当します。

ただし、外す場合も、削除・非公開・記録として残す・リダイレクトするなど、扱い方を選ぶことが大切です。

放置する前に、まず一度見直す

古いホームページは、少しずつ今の事業とずれていきます。

大きな問題が起きてから直すよりも、早めに見直しておく方が安心です。

情報が古いままになっていないか。
問い合わせ導線はわかりやすいか。
フォームは動いているか。
WordPressやプラグインは古すぎないか。
作った人と連絡が取れない場合でも管理できる状態か。
残す情報と外す情報を分けられているか。

こうした点を確認するだけでも、今後の進め方が見えやすくなります。

なお、古いホームページには「このままでは危険です」といった営業電話がかかってくることもあります。指摘が本当かどうかの確かめ方は、ホームページの営業電話や訪問営業を受けたときに確認したいことで整理しています。

すでに放置状態になっているホームページを、もう一度活用したい場合の進め方は、何年も放置したホームページを再開するときの手順で順番に解説しています。

まとめ

古いホームページを放置すると、情報の誤り、問い合わせ機会の損失、信頼感の低下、WordPressの不具合、セキュリティ面の不安などが起きやすくなります。

ただし、古いからといって、すぐに全部作り替える必要があるとは限りません。

まずは今の状態を確認し、残すもの、直すもの、外すものに分けることが大切です。

部分修正でよいのか、リニューアルが必要なのか。
古い情報を削除するのか、記録として残すのか。
管理画面やサーバーの状態に問題はないのか。

そうした点を一つずつ確認していくことで、無理のない進め方が見えてきます。

古いホームページの見直しや、放置しているホームページの整理は、オフィスピコッツ株式会社でご相談いただけます。

無料のホームページ見直しチェックを試す

関連する記事

TOP