ホームページを長く運営していると、少しずつ古い情報が残っていきます。
昔の料金表。
終了したサービス。
古いお知らせ。
過去のキャンペーン。
現在とは違う営業時間。
古いPDFや申込書。
作った当時のままになっている会社概要。
ひとつひとつは小さな情報でも、そのまま放置すると、見た人に誤解を与えることがあります。
ホームページは、見た人にとって「今の情報」を確認する場所です。
そのため、古い情報が残っていると、問い合わせ時の行き違いや信頼感の低下につながる場合があります。
この記事では、ホームページの古い情報を整理するときに確認したいポイントを、チェックリスト形式でまとめます。
まず「今の情報」と違うものを探す
古い情報を整理するときは、まず現在の事業内容と違っている情報を探します。
確認したいのは、次のような項目です。
- 現在は提供していないサービス
- 古い料金やプラン
- 終了したキャンペーン
- 過去のイベント案内
- 古い営業時間や定休日
- 変更前の所在地
- 以前の問い合わせ先
- 古い担当者名やスタッフ情報
- 現在とは違う対応エリア
これらは、見た人に誤解を与えやすい情報です。
今は対応していないサービスが掲載されたままだと、現在も依頼できると思われることがあります。
古い料金表が残っていれば、問い合わせ時に認識の違いが起きるかもしれません。
まずは、今の事業内容と照らし合わせて、違っている情報を洗い出すことが大切です。
トップページを確認する
古い情報の整理では、まずトップページを確認します。
トップページは、ホームページ全体の入口です。
ここに古い情報が残っていると、サイト全体の印象に影響します。
確認したいポイントは次の通りです。
- 現在の主なサービスが伝わるか
- 古いお知らせが目立っていないか
- 終了したキャンペーンが残っていないか
- 古いバナーが表示されていないか
- 問い合わせへの導線が古くないか
- 現在とは違う写真や画像が使われていないか
- トップの説明文が今の事業内容と合っているか
トップページは、すべての情報を詳しく載せる場所ではありません。
ただし、現在の事業内容や相談できる内容が伝わることは大切です。
昔の主力サービスが大きく出ていたり、古いキャンペーンが残っていたりする場合は、優先して見直した方がよいでしょう。
サービスページを確認する
次に確認したいのは、サービスページです。
サービスページは、見た人が「何を依頼できるのか」を確認するページです。
古い情報が残っていると、問い合わせ内容のズレにつながりやすくなります。
チェックしたい項目は次の通りです。
- 現在も提供しているサービスか
- 説明文が今の内容と合っているか
- 対象者や対応範囲が古くないか
- 終了したサービスが残っていないか
- 新しく始めたサービスが反映されているか
- 料金ページや問い合わせページへのリンクが正しいか
- サービス名やプラン名が現在と合っているか
サービスページは、削除するか残すかだけで判断する必要はありません。
終了したサービスでも、過去の実績や取り組みとして意味がある場合があります。
その場合は、現在のサービスページからは外し、過去の実績や記録として整理する方法もあります。
料金表を確認する
料金表は、古い情報が残るとトラブルにつながりやすい部分です。
確認したいポイントは次の通りです。
- 現在の料金と合っているか
- 古いプランが残っていないか
- 税込、税別の表記が古くないか
- キャンペーン価格が今も有効に見えないか
- 追加費用の説明が必要か
- サービス内容と料金が矛盾していないか
- 古いPDF料金表が残っていないか
- 過去のお知らせに旧料金が残っていないか
料金は、見た人が問い合わせ前に確認する重要な情報です。
古い料金表が残っていると、「ホームページにはこの金額と書いてあった」と受け取られることがあります。
料金を変更した場合は、料金ページだけでなく、サービスページ、PDF、画像、キャンペーンページ、過去のお知らせも合わせて確認しましょう。
お知らせを確認する
お知らせは、新しい情報を伝える場所です。
そのため、古いお知らせが目立つと、ホームページ全体が更新されていないように見えることがあります。
確認したい項目は次の通りです。
- 最後のお知らせが古すぎないか
- 終了したイベント案内が残っていないか
- 古い休業案内が残っていないか
- 終了したキャンペーンが受付中のように見えないか
- 古い料金改定のお知らせが誤解を招かないか
- トップページに古いお知らせが大きく出ていないか
お知らせをすべて削除する必要はありません。
イベント報告や活動記録として残す意味があるものもあります。
ただし、現在も受付中と誤解されるものは、終了表記を追加する、非公開にする、過去の記録として整理するなどの対応が必要です。
実績や事例を確認する
過去の実績や事例は、古くても信頼材料になる場合があります。
ただし、現在の事業内容と大きく違う実績が、今も提供中のサービスのように見えると誤解を招くことがあります。
確認したいポイントは次の通りです。
- 現在のサービスと関係がある実績か
- 古い実績が最新実績のように見えていないか
- 掲載許可や公開範囲に問題がないか
- 現在は対応していない内容ではないか
- 画像やリンクが古くなっていないか
- 説明文を補足した方がよいか
実績は、削除ではなく見せ方の整理で改善できることがあります。
「過去の実績」「これまでの取り組み」「公開できる範囲での実績」などの形にすることで、古い情報でも信頼材料として残しやすくなります。
PDFや資料を確認する
古い情報は、ページ本文だけでなくPDFや資料にも残ります。
特に注意したいのは、次のような資料です。
- 古い料金表PDF
- 古い申込書
- 終了したイベントのチラシ
- 過去のパンフレット
- 古いサービス資料
- 現在とは違う条件が書かれた資料
- 古い連絡先が入ったPDF
PDFは見落とされやすい情報です。
ページからリンクを外しても、ファイル自体が残っていれば、URLを知っている人や検索結果から直接見られる場合があります。
PDFを整理するときは、削除するもの、差し替えるもの、記録として残すものに分けて判断しましょう。
問い合わせフォームを確認する
古い情報の整理では、問い合わせフォームも確認しておきたい部分です。
フォーム自体が表示されていても、送信先や自動返信メールの内容が古くなっていることがあります。
確認したいポイントは次の通りです。
- 送信先メールアドレスが正しいか
- 自動返信メールの内容が古くないか
- 終了したサービスが選択肢に残っていないか
- 新しいサービスが選択肢に入っているか
- 担当者名や会社名が古くないか
- フォーム送信後の案内文が今の内容と合っているか
- 送信テストでメールが届くか
問い合わせフォームの送信テストやメールが届かない原因については、ホームページの問い合わせフォームが届かないときに確認することでも詳しく整理しています。
問い合わせフォームは、見た人が実際に行動する場所です。
古い選択肢や古い自動返信文が残っていると、問い合わせ時に混乱することがあります。
サービス内容や料金を変更したときは、フォームの内容も確認しましょう。
会社概要・プロフィールを確認する
会社概要やプロフィールも、古い情報が残りやすいページです。
確認したい項目は次の通りです。
- 会社名や屋号が現在と合っているか
- 代表者名や肩書きが正しいか
- 所在地が古くないか
- 事業内容が今と合っているか
- 対応エリアが変わっていないか
- 沿革や実績が更新されているか
- 外部リンクやSNSリンクが有効か
- プロフィール文が今の考え方と合っているか
会社概要は、問い合わせ前に信頼確認として見られることがあります。
派手に作り込む必要はありませんが、現在の情報が正確に載っていることが大切です。
特に所在地や電話番号は、古いまま残っていると実害につながりやすい情報です。移転や番号変更があった場合の確認場所は、住所や電話番号が変わったときにホームページで更新すべき場所で詳しく整理しています。
また、ホームページだけでなく、検索結果やGoogleマップに表示される情報が古いままになっていることもあります。ホームページとGoogleマップの情報が違うときに確認することもあわせて確認しておくと安心です。
メニューとフッターを確認する
メニューやフッターは、サイト全体に共通して表示されることが多い部分です。
ここに古い情報や古いリンクが残っていると、複数ページに影響します。
確認したいポイントは次の通りです。
- メニューに古いページが残っていないか
- フッターの会社情報が古くないか
- 問い合わせリンクが正しいか
- プライバシーポリシーや運営者情報へのリンクがあるか
- SNSリンクが有効か
- 古いサービスページへ誘導していないか
- スマートフォンメニューも確認しているか
本文ページを直しても、メニューやフッターに古いリンクが残っていることがあります。
ホームページ全体を見直すときは、共通部分も忘れずに確認しましょう。
ブログや過去記事を確認する
古いブログ記事や過去のお知らせにも、古い情報が残っていることがあります。
確認したいのは、次のような記事です。
- 古いサービス紹介
- 昔の料金に関する記事
- 終了したイベント案内
- 過去のキャンペーン
- 古いノウハウ記事
- 現在の事業と関係が薄い記事
- 個人的な旧ブログ記事
古い記事をすべて削除する必要はありません。
検索から読まれている記事や、今も役立つ記事はリライトして活かせる場合があります。
一方で、現在の事業と関係が薄い記事は、旧ブログとしてまとめる、noindexにする、非公開にするなどの方法があります。
外部リンクやSNSを確認する
ホームページ内には、外部サイトへのリンクが含まれていることがあります。
確認したいのは、次のようなリンクです。
- SNSアカウント
- Googleビジネスプロフィール
- 予約サイト
- 外部フォーム
- 掲載記事
- 取引先サイト
- 関連団体サイト
- 動画サイト
- 地図リンク
外部サイトは、自社で管理できないため、リンク切れになりやすい部分です。
アカウントを変更した、外部サービスが終了した、URLが変わったなどの理由で、リンク先が使えなくなることがあります。
古い情報整理では、内部ページだけでなく外部リンクも確認しましょう。
古い情報を整理するときの判断基準
古い情報を見つけたら、次のように分けると判断しやすくなります。
残す情報
今も必要な情報、信頼材料になる情報、過去の実績として意味がある情報です。
直す情報
必要ではあるものの、内容が古くなっている情報です。
文章、料金、写真、リンク、説明文などを現在の内容に合わせて修正します。
外す情報
現在の事業と合わない情報や、誤解を招く情報です。
削除、非公開、noindex、リダイレクトなどを検討します。
記録として残す情報
過去の活動や実績として意味がある情報です。
現在のサービスとは分けて、過去の記録として掲載します。
優先順位をつけて整理する
古い情報をすべて一度に整理するのは大変です。
まずは、影響が大きい情報から優先して確認します。
優先順位をつけるなら、次の順番がおすすめです。
- 料金やサービス内容
- 問い合わせフォーム
- トップページ
- 古いお知らせ
- PDFや申込書
- 会社概要・連絡先
- 実績や事例
- メニュー・フッター
- ブログや過去記事
- 外部リンク
特に、料金、サービス内容、問い合わせに関わる情報は早めに整理した方がよいです。
見た人の判断や問い合わせに直接影響するためです。
よくある質問
古い情報はすべて削除した方がいいですか?
すべて削除する必要はありません。過去の実績や活動記録として残す意味がある情報もあります。大切なのは、現在の情報と誤解されないように、削除するもの、直すもの、記録として残すものに分けることです。
古いお知らせは残しても大丈夫ですか?
内容によります。イベント報告や活動記録として残す意味があるものは残してもよい場合があります。ただし、終了したキャンペーンや古い休業案内など、今見ると誤解を招くものは整理した方がよいです。
どこから整理すればいいですか?
まずは料金、サービス内容、問い合わせフォーム、トップページなど、閲覧者の判断や問い合わせに影響しやすいところから確認するのがおすすめです。
まとめ
ホームページの古い情報を整理するときは、ページ本文だけでなく、PDF、画像、フォーム、会社概要、メニュー、フッター、ブログ記事、外部リンクまで確認することが大切です。
古い情報は、すべて削除すればよいとは限りません。
残す情報、直す情報、外す情報、記録として残す情報に分けて整理しましょう。
まずは、料金やサービス内容、問い合わせに関わる情報から確認すると進めやすくなります。
古いホームページの情報整理、部分修正、リニューアル前の見直しは、オフィスピコッツ株式会社でご相談いただけます。
無料のホームページ見直しチェックを試す