ホームページを長く運営していると、古いブログ記事がたまっていきます。
昔のお知らせ。
日記のような記事。
今とは違うサービスについての記事。
古いノウハウ記事。
終了したイベントの案内。
現在は使っていないツールの紹介。
事業内容と関係が薄い記事。
ホームページを見直すとき、こうした古いブログ記事をどう扱うか迷うことがあります。
全部削除した方がよいのか。
残しておいた方がよいのか。
非公開にするべきか。
リライトして活かせるのか。
旧ブログとしてまとめるべきか。
古いブログ記事は、ただ古いという理由だけで削除すればよいとは限りません。
中には、検索から読まれている記事や、過去の活動を伝える記録として意味がある記事もあります。
一方で、今の事業内容と合わない記事や、誤解を招く記事は整理した方がよい場合があります。
この記事では、古いブログ記事を残すか、直すか、非公開にするかを判断するための基準をまとめます。
古いブログ記事はすぐ削除しなくてもよい
古いブログ記事を見ると、「もう今とは関係ないから消した方がいい」と感じるかもしれません。
しかし、古い記事の中にも価値が残っている場合があります。
たとえば、過去に取り組んできた仕事の記録。
専門性を示す記事。
今も検索から読まれている記事。
お客様が参考にしている記事。
会社や個人の歩みが伝わる記事。
こうした記事は、古いからといってすぐ削除する必要はありません。
特に、検索からアクセスがある記事をいきなり削除すると、流入が減る可能性があります。
また、外部サイトやSNSからリンクされている記事を削除すると、リンク切れになることもあります。
古いブログ記事を整理するときは、まず現在の役割を確認することが大切です。
残す記事・直す記事・外す記事に分ける
古いブログ記事を整理するときは、すべてを一括で削除するのではなく、記事ごとに分けて考えると整理しやすくなります。
基本は、次の3つです。
残す記事
現在も内容が有効で、今の事業やサイトのテーマと合っている記事です。
古くても、今読んでも役立つ内容であれば残す価値があります。
検索から読まれている記事や、専門性を示す記事も残す候補になります。
直す記事
内容は使えるものの、情報が古くなっている記事です。
古いサービス名、古い画面、古い料金、現在とは違う表現が残っている場合は、リライトして活用できることがあります。
外す記事
今の事業と関係が薄い記事、誤解を招く記事、今後使う予定がない記事です。
外す場合も、すぐ削除するのではなく、非公開、noindex、旧ブログカテゴリへの移動など、扱い方を選ぶことができます。
現在の事業と関係があるか確認する
まず確認したいのは、その記事が現在の事業と関係しているかどうかです。
たとえば、現在も扱っているサービスについての記事なら、リライトして活用できる可能性があります。
今はもう扱っていないサービスの記事であれば、整理が必要かもしれません。
確認したいポイントは次の通りです。
- 現在のサービスと関係があるか
- 今の相談内容につながるか
- 現在の料金や条件と矛盾していないか
- 今の対象者に読まれても違和感がないか
- 問い合わせにつながる可能性があるか
- 専門性や実績の説明として使えるか
現在の事業と関係がある記事は、古くても残す候補になります。
ただし、内容が古い場合は、そのまま残すのではなく、現在の状況に合わせて修正することが大切です。
誤解を招く記事は整理する
古いブログ記事の中には、今見ると誤解を招くものがあります。
たとえば、
- 終了したサービスを紹介している
- 古い料金や条件が書かれている
- 現在は使っていない申込方法が載っている
- 古いイベントやキャンペーンが受付中のように見える
- 現在とは違う対応エリアが書かれている
- 古い連絡先や担当者名が残っている
こうした記事は、そのまま残すと問い合わせ時の行き違いにつながることがあります。
ただし、誤解を招くからといって、必ず削除する必要はありません。
記事の冒頭に、
- この記事は過去の内容です
- 現在は受付を終了しています
- 現在のサービス内容とは異なる場合があります
- 最新情報はこちらをご確認ください
といった注記を入れる方法もあります。
また、現在の関連ページへリンクを追加することで、古い記事を見た人を新しい情報へ誘導できます。
検索流入がある記事は慎重に扱う
古い記事でも、検索からアクセスがある場合があります。
そのような記事をいきなり削除すると、検索流入が減る可能性があります。
確認したいのは、次のような点です。
- Google Search Consoleで表示回数があるか
- クリックがあるか
- どの検索クエリで表示されているか
- 今の事業と関係があるクエリか
- 問い合わせにつながる可能性があるか
- 外部サイトからリンクされているか
検索流入がある記事でも、今の事業と関係が薄い場合は、必ず残す必要はありません。
ただし、削除する前に、リライトして活かせないかを検討するとよいです。
たとえば、古いツールの記事でも、現在の相談内容とつながるなら「古いホームページの見直し」の文脈でリライトできる場合があります。
一方で、今のサイトのテーマとまったく関係がなく、問い合わせにもつながりにくい記事であれば、noindexや非公開を検討してもよいでしょう。
日記的な記事の扱い
古いブログには、日記的な記事や雑記が含まれていることがあります。
個人の記録としては意味があっても、現在の事業サイトには合わない場合があります。
たとえば、
- 休日の話
- 個人的な感想
- 読書メモ
- 子育ての記録
- 昔の近況報告
- 現在の事業と関係が薄い話題
こうした記事が多く残っていると、今のホームページの専門性がぼやけることがあります。
ただし、すべて削除しなくても構いません。
旧ブログカテゴリにまとめる。
検索には出さないようにする。
非公開にする。
必要な記事だけ残す。
このように、現在のサイトの主軸から少し距離を置く形で整理できます。
特に、別のテーマへ方向転換したサイトでは、旧ブログ記事をまとめて扱うことで、現在の内容と過去の記録を分けやすくなります。
古いノウハウ記事はリライト候補になる
古いブログ記事の中には、今も活かせるノウハウ記事が含まれている場合があります。
たとえば、
- WordPressの使い方
- ホームページ更新の方法
- メール設定
- 画像やPDFの扱い
- Google関連の設定
- Web制作や運営の考え方
- 過去のトラブル対応
こうした記事は、古くてもリライト候補になります。
ただし、ツールの画面や仕様が変わっている場合は注意が必要です。
古い情報をそのまま残すのではなく、
- 現在も使える部分
- 古くなった部分
- 注意が必要な部分
- 現在の対応方法
- 関連する新しい記事へのリンク
を整理すると、記事を再活用しやすくなります。
古いノウハウ記事は、今のサイトテーマに合わせて書き直すことで、資産として使える場合があります。
noindexにする選択肢
古い記事を残したいけれど、検索には出したくない場合は、noindexにする方法があります。
noindexとは、検索エンジンにそのページを検索結果へ表示しないよう伝える設定です。
次のような記事は、noindex候補になります。
- 残しておきたいが検索流入は不要な記事
- 旧ブログとして保管したい記事
- 現在の事業と関係が薄い記事
- 古い内容だが削除まではしたくない記事
- 内部の記録として残したい記事
noindexにしても、サイト内から見られる状態であれば、URLを知っている人やサイト内リンクからは閲覧できます。
検索に積極的に出したくないが、記録として残したい場合に向いています。
ただし、今後育てたい記事やカテゴリまで誤ってnoindexにしないよう注意が必要です。
非公開にする選択肢
古い記事を外したい場合は、非公開にする方法もあります。
非公開にすると、一般の閲覧者からは見えなくなります。
削除とは違い、管理画面には残るため、あとから見直すこともできます。
非公開が向いているのは、次のような記事です。
- 今の事業と関係がない
- 内容が薄い
- 古すぎて誤解を招く
- 検索流入がほとんどない
- 外部リンクや内部リンクの価値が低い
- 今後リライトする予定がない
いきなり削除するのが不安な場合は、まず非公開にして様子を見る方法もあります。
一定期間問題がなければ、後から削除を検討してもよいでしょう。
削除する前に確認すること
古い記事を削除する前には、いくつか確認しておきたいことがあります。
- 検索流入があるか
- 外部リンクがあるか
- 他の記事から内部リンクされていないか
- 画像やPDFへのリンク元になっていないか
- 現在のページへ誘導できるか
- リダイレクトが必要か
- バックアップがあるか
記事を削除すると、そのURLは基本的に見られなくなります。
検索結果や外部リンクから来た人は、404ページにたどり着くことがあります。
必要に応じて、現在の関連ページへリダイレクトする方法もあります。
削除は最後の手段として考え、まずは非公開やnoindex、リライトで対応できないかを検討すると安心です。
旧ブログカテゴリを作る方法
古い記事が多い場合は、「旧ブログ」などのカテゴリにまとめる方法があります。
現在のサイトテーマとは少し違う記事を、旧ブログとしてまとめておくことで、新しいカテゴリとの区別がつきやすくなります。
たとえば、
- 現在の見直しガイド記事
- 旧ブログ記事
- 過去の雑記
- 過去のノウハウ記事
を分けて整理します。
旧ブログカテゴリを作る場合は、説明文を入れておくと親切です。
例:
過去に公開していた旧ブログ記事をまとめています。
このように書いておくことで、見た人にも現在のメインコンテンツとは違うことが伝わります。
ただし、旧ブログカテゴリを検索に出したくない場合は、noindexを検討します。
リライトして活かす記事の選び方
古いブログ記事の中からリライト候補を選ぶ場合は、次の基準で見ると判断しやすいです。
- 今の事業と関係がある
- 検索表示やクリックがある
- 相談につながるテーマである
- 内容を更新すれば今も役立つ
- 他の記事と内部リンクできる
- 専門性や実績を伝えられる
- 読者の悩みに答えている
こうした記事は、削除せずにリライトする価値があります。
たとえば、古いWordPressの記事なら、現在のWordPress運用や更新確認の記事へつなげることができます。
古いホームページ制作の考え方の記事なら、現在の見直し相談の記事へつなげることができます。
古い記事を新しいサイトの文脈に合わせて整えることで、過去の記事を資産として活かせる場合があります。
そして、古い記事の整理が一段落したら、今後の更新をどう再開して続けるかも考えておきたいところです。ホームページのお知らせに何を書けばいいのか|更新が止まっているときの再開の仕方で、無理なく続けるための考え方を紹介しています。
よくある質問
古いブログ記事は全部削除した方がいいですか?
全部削除する必要はありません。検索から読まれている記事、今の事業と関係がある記事、過去の実績や専門性を伝える記事は、残すかリライトして活用できる場合があります。
個人的な古い記事はどう扱えばいいですか?
現在の事業サイトと関係が薄い場合は、旧ブログカテゴリにまとめる、noindexにする、非公開にするなどの方法があります。削除する前に、残す意味があるかを確認すると安心です。
古い記事を削除するとSEOに影響しますか?
検索流入や外部リンクがある記事を削除すると、影響が出る場合があります。削除前にアクセス状況やリンク状況を確認し、必要に応じてリライト、noindex、非公開、リダイレクトなどを検討します。
まとめ
古いブログ記事は、すべて削除すればよいとは限りません。
残す記事、直す記事、外す記事に分けて整理することが大切です。
現在の事業と関係がある記事や、検索から読まれている記事は、リライトして活かせる場合があります。
一方で、今のサイトテーマと関係が薄い記事や、誤解を招く記事は、noindexや非公開を検討してもよいでしょう。
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